【電子申告の達人】e-Tax(国税) 税理士または税理士法人が自己の申告を行う場合の運用方法

2025年01月21日


 

■達人シリーズよくあるお問い合わせ

Q.【国税(e-Tax)の場合】電子申告の達人で、税理士または税理士法人が自己の申告を行います。特定の管理者以外には該当の申告データにアクセスできない(見られない)ようにする設定はできますか?

オリコンタービレ
オリちゃん
A.以下の環境下で運用可能です。
 
✅データ管理の達人を契約している。(※データベースにセキュリティをかけるため)
✅達人CubeのログインID「Administrator(システム所有者)」は税理士または管理者のみが利用している。
✅税理士または税理士法人の自己の申告を行う際は、Administrator でログインし、特定のデータベースで行う。
✅e-Taxで、パスワード付きのメッセージボックスを作成し使用する。

 

【準備】e-Taxで、パスワード付きのメッセージボックスを作成する

 

電子申告の達人で税理士用のデータベースを作成する

<電子申告の達人で税理士または税理士法人自己申告用のデータベースを新規作成します>
 

※Professional Edition の場合、データベースの作成場所は、所内サーバ(親機)でも税理士の個人PCでもどちらでも運用可能です。サーバ(親機)にデータベースを新規作成する場合は、サーバ(親機)に移動して操作を行ってください。
 
 
1.電子申告の達人を開きます。画面左上の[ツール]をクリックし、[ウィザード]を選択します。
[ウィザード]画面が開きましたら、[データベースの新規作成]を選択し、[確定]をクリックします。

データべース
 
2.画面に従って進みます。

新規作成
 
3.データベース名:[例:zeirishi(任意)]を入力し、[次へ]をクリックします。

税理士個人
 
4.[データベースセキュリティを有効にする]のチェックを入れ、[次へ]をクリックします。

メッセージボックス
 
5.[完了]をクリックします。

電子申告

 

データ管理の達人でセキュリティの設定をおこなう

<設定は、達人Cubeに Administrator(システム所有者)のIDでログインして行います>
※サーバ(親機)にデータベースを新規作成した場合は、そのままサーバ(親機)で操作を行ってください。
 
 
1.データ管理の達人を開きます。[コンピュータ]をダブルクリックし(①)、[電子申告]-[電子申告の達人]をダブルクリックします(②)。電子申告の達人で新規に作成した、データベース名:[例:zeirishi(任意)]をダブルクリックし、[セキュリティ設定]をクリックします(③)。セキュリティ設定画面が表示されましたら、[強固な暗号化、および、アクセス権限の設定を行う]にチェックを入れ(④)、[利用者の変更]をクリックします(⑤)。

データ管理の達人
 
2.[利用者の変更]画面が表示されましたら、右の枠内で[Administrator]をクリックして選択し(①)、[許可]をクリックします(②)。

セキュリティ
 
3.[Administrator]のIDが許可された(左枠内に移動された)ことを確認し(①)、[確定]をクリックします(②)。

管理者
 
4.許可された[Administrator]をダブルクリックします。

税理士のみ
 
5.[詳細設定]画面で、[フルアクセス]と[個人番号の閲覧を許可する]にチェックを入れ、[確定]をクリックします。

個人の申告
 
6.[Administrator]のアクセス権限が[フルアクセス]になっていることを確認します。データ管理の達人を終了します。

セキュリティ管理者

 

電子申告の達人で共有のデータベースの受信用設定をおこなう

1.電子申告の達人を開き、まず、(Professional Edition の場合 サーバ(親機)の)【共有のデータベース】に接続します。

受信用設定
 
2.[送受信の設定]をクリックします。

送受信の設定
 
3.[国税]にチェックを入れ(①)、[受信用設定]タブをクリックします(②)。利用者種別:[税理士]を選択し(③)、税理士の利用者名をダブルクリックします(④)。

メッセージボックス
 
4.[受信用設定]画面が開きましたら、[取得するメッセージに自己の申告データを含めない]にチェックを入れ(①)、[確定]します(②)。

国税イータックス
 

自己の申告データを送信するPCの電子申告の達人で、オプション設定を確認する

自己の申告データを送信するPCで、[オプション]をクリックします(①)。[送信]タブ(②)の[送信時の受信通知格納フォルダ指定要否]項目で、「申告データ送信時、受信通知を格納するフォルダを指定しない」のチェックが入っていないことを確認します(③)。

💡注意💡
[オプション]は、PCごとの設定となります。データベース毎の設定ではありませんので、データベースを作成した場所がサーバ機(親機)であっても、必ず送信を行うPCでご確認ください。

 

税理士用のデータベースから自己の申告データを送信する

1.電子申告の達人-[接続先選択]から、【税理士用のデータベース】に接続し、申告データを[取込]・[検証]・[署名]します。

 
2.e-Taxでメッセージボックスのフォルダを複数作成している場合、データ送信時に[受信通知格納フォルダ選択]画面が表示されます。初期は「共通フォルダ」のみ表示されていますので、[変更]ボタンをクリックします。


 

3.[フォルダ一覧]画面が表示されますので、パスワードを設定したフォルダを選択し、[OK]をクリックします。。[フォルダパスワード入力]画面が表示されますので[パスワード]を入力し[OK]をクリックします。その後、[送信]してください。

 



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